流産は繰り返される!?

一度、流産するとすぐに妊娠出来てもまたすぐに流産してしまうと言われています。
酷い場合、流産を何度も繰り返してしまうようになると言います。
果たして、それは本当なのでしょうか?

 

3回以上、流産を繰り返すことを習慣性流産(不育症)と言います。
ですが3回以上流産する確率は、全体の1%と言われていますので、習慣性流産(不育症)の心配はあまり必要ないと言えるでしょう。

 

ただ健康な妊婦であっても自然妊娠内の約15%は流産すると言われており、またこの確率は、妊婦の年齢が上がるごとにアップしていきます。
35歳以上の妊婦では、20%、40歳以上の妊婦で40%となっています。

 

習慣性流産(不育症)の原因は未だ解明されていませんが主に以下が原因で起こると考えられています。

 

染色体異常

夫婦、どちらかの染色異常、または赤ちゃんの染色体異常によって、赤ちゃんがしっかりと育たずに亡くなってしまうと考えられています。
多くは赤ちゃんの染色体異常によって、流産が起こると言われています。
その確率は極めて高く、初期流産の8割以上です。

 

凝固因子異常

また習慣性流産(不育症)の原因には凝固因子異常もあります。
血液中の凝固因子に異常がある場合、血液が固まり、胎盤で血栓が起こります。
胎盤内に血栓が引き起こされると赤ちゃんに栄養が行き渡らなくなるので、赤ちゃんは亡くなってしまいます。

 

子宮形態異常

子宮形態に異常がある場合、胎児に栄養が行き渡りにくくなる為、流産しやすくなります。
先天性異常と後天的異常の2種類がありますが子宮筋腫、子宮腔癒着によって起こる場合、後天的異常となります。治療法は手術が一般的ですが手術しなくても約60%の方が妊娠に成功しています。

 

内分泌異常

主に黄体機能不全、高プロラクチン血症、甲状腺機能低下症などホルモン分泌の異常が原因で起こります。排卵、着床などが上手く起こらない為、流産リスクが高まったり、不妊症と診断されることがあります。また糖尿病が発症すると赤ちゃんの染色体異常が起こる為、流産のリスクが高まると言われています。

 

ストレス

現代社会で生きる女性はストレスを抱えやすいので、ストレスによって、流産してしまうとも言われています。
一度流産すると次の妊娠への不安が大きくなりますので、ストレスは更に大きくなります。これによって、ホルモンや自律神経が大きく乱れる事で、赤ちゃんの発育が上手く行かなくなって、流産しやすくなります。

 

習慣性流産(不育症)を防ぐには妊娠前から医師に相談し、事前に子宮形態検査、血液検査を行っておくと良いでしょう。子宮形態検査は、子宮の形に異常がないか検査する為に造影剤を入れる子宮卵管造影検査を行います。また経腔超音波検査や子宮鏡検査、MRI検査が行われる事もあります。保険適用と保険適用外がありますので検査料金については、病院の窓口で相談してみましょう。

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